工房かがしや

テフロン加工・フライパンの事なら工房かがしやにおまかせ!

お問い合わせ

2009年12月

韓国へ行ってきました。

12/11(金)~13(日)に韓国へ行ってきました。

行ってきたのは、ソウル市内と北との国境に程近い工業団地です。

工業団地の中に向こうの会社の工場があり、離れた大きな敷地に新工場を建設中でした。

 

目の当たりにした韓国は、非常に進んだ国でした。

インフラについては日本以上に進んでいると思いました。

インフラは全てにおいて計画的で、空港にしても工業団地にしても広大な土地に集約して作り、それを結ぶ幹線道路は広く信号が無く、スムーズに動くよう考えられています。

それと比べれば日本は確かに小さな部分でのクオリティについては韓国を引き離してはいますが、日本国という大きな視点に立てば、無計画としか言えません。

 

さて、セラミックコーティングですが、結論を言えば、テフロンの代用という意味では厳しいものでした。

ただ、環境に優しく、撥水性があり汚れがつきにくい、200度程度の比較的低温で加工できる、色のバリエーションがある等、優れている点も非常に大きいです。

 

工房かがしやでは、このセラミックコーティングを使って、フライパンやケトルなどの外側を好きな色でコーティングできるようなサービスを考えています。

月末か年初あたりに写真入りでブログで紹介したいと思います。

フライパンの取っ手

工房かがしやでのテフロン再加工で多いのは、タイヤキプレート、たこ焼きプレート、そしてフライパンです。

フライパンはホテルが主ですが、このHPを見て問い合わせてこられる個人の方のものも増えています。

 

テフロン加工では、汚れを落とす際とテフロン塗布した後の2回焼きます。

フライパンの場合、取っ手が金属のものであれば問題が無いのですが、取っ手が樹脂製等熱に弱い材質であればそのまま焼きますと取っ手が焼けてしまいます。なので熱に弱い材質の場合は、再加工する前に取っ手を外します。

この際、フライパンの構造が問題で、例えばT-FALのフライパンの多くに見られるようにネジを回せば外れるようになっていれば問題ないのですが、外れない構造のフライパンもあります。

また、ネジで取り外しできる構造ではあるもののネジが傷んで外れなくなったというフライパンもよく見かけます。

工房かがしやでは、そういった取っ手が外せないフライパンの場合、取っ手の金属部分を切ったりネジを壊して取っ手を外してからテフロン加工を行い、加工後、取っ手を溶接したり新たにネジをつけたりなどして取っ手をつけてお返しすることを無償で行っています。(溶接の跡やネジを壊すときに周囲にできる傷はご容赦ください)